「どうして私ばかり…?」ダメ男にハマってしまうあなたへ。自分を大切にする恋愛のはじめ方

こころ

恋愛の日々の生活を楽しくするひとつのスパイス。


「好きな人といっしょにいたい!」
「結婚して幸せな生活を送りたい」
と多くの女性が夢に描きますよね。

でも、何故かいつもダメ男に惹かれてしまい傷ついた経験もあると思います。

この記事は、いつもダメ男に惹かれてしまうあなたに向けて書きます。恋愛で繰り返し傷ついてしまうのは、あなたのせいではありません。一緒に解決策を見つけていきましょう。

ダメ男ってどんな男?

私たちは会話の中で「ダメ男」という言葉を使っていますが、具体的にはどのような男がダメ男なのでしょうか?「ダメ男」と聞いてどんな人を想像するのか人それぞれだと思いますが、私が思うダメ男はこんな男かなと思います。

「暴力をふるうDV男」

「モラハラ男」

「ヒモ男」

「浮気グセがある男」

「酒に溺れる、酒癖が悪い男」

「ダメ男」といっても統一性がありません。しかし、「ダメ男」に共通している点は

「あなたのことを大切にしない男」

です。

しかし、そのような人たちに魅力を感じてしまう女性がいるのも事実です。

「ダメ男」に惹かれてしまう理由

ダメ男に惹かれるのには、いくつかの共通する理由があります。

ちょっと危なっかしい態度や、ミステリアスな雰囲気に心がざわついて、「なんか気になる」と感じてませんか?

そんな人が自分に甘えてきたら、優越感を感じたり。

そんなドキドキが、「恋のはじまり」と錯覚してしまうこともあります。

過去の経験が影響している

幼少期の体験や自己肯定感の低さから、「大切にされること」に自信が持てず、扱いが雑な相手でもそれが普通だと感じてしまうことがあります。

自分に自信がない

「彼のこと、わかってあげられるのは私だけ」
「私がいれば、この人も変われる」
そんなふうに、彼を救う存在になろうと頑張ってしまうこともあります。

ダメ男に頼られることで、自分の価値を感じてしまうのです。
その背景には、「自己肯定感の低さ」があり、ダメな男を支えることで、自分の価値や存在意義を感じ、自己肯定感が高まります。

こうした自分に自信がついた経験から、無意識のうちに“ダメ男”を選ぶきっかけになっていることもあるのです。

ダメ男との恋愛がもたらすもの

一緒にいるときは楽しい。でも、その楽しさのあとには、いつも心が空っぽになっていませんか?

一時的な幸福感と繰り返す自己否定

優しくされたかと思えば、次の瞬間には冷たく突き放される。都合がいいときだけ呼ばれる。
いわゆる「アメとムチ」に心が翻弄されて、「やっぱり私が悪いのかな」と、自分を責めてしまう。
気づけば、笑っていたはずの自分が、いつもどこか疲れているなんてことありませんか?

感情のジェットコースター

「楽しんでもらえたかな?」「嫌われたらどうしよう」
嬉しさと不安を行ったり来たりする日々に、心が落ち着く暇がない。
ダメ男は安心感を与えてはくれません。

「愛されること」への誤解

「こんなに苦しいのは、私が本気だから」そんなふうに思い込んでしまう。

でも、本当の愛って、もっと静かで、穏やかで、心をあたたかく満たしてくれるもののはず。

しあわせな恋愛とは?

私自身も、苦しい恋愛経験があります。

昔、私も酒癖が悪く暴力的な彼と付き合っていたことがあります。
「支えれば変わる」「優しいときもある」と思ってました。

でも、ある日ふと思ったんです。

「この人は、私の人生にとって本当に必要なのか?」

「私は、この人のために生きているんじゃない」

「なんか彼といても幸せ感じないな」と。

その瞬間、いままでの気持ちが一気に冷めきり、別れを決意しました。今思えば、あの気づきが自分を取り戻す第一歩でした。

「ドキドキ」よりも、「ホッとする」感覚。それが、自分を大切にする恋愛の第一歩です。

私は、次のことを意識して心から「幸せ」と思える結婚ができました。

素の自分でいられるか

本当に幸せな恋愛がしたいのなら、「素の自分でいられるか」がポイントです。

本当に幸せな恋愛とは、相手に好かれようと無理をしたり、嫌われないように自分を演じたりしなくても、愛されること。“素のまま”でいられるというのは、自分を信じてもらえる・尊重してもらえるという信頼の証です。

刺激より安心を求める

過去に刺激的な恋愛を経験してきた人ほど、穏やかさに物足りなさを感じてしまうかもしれません。
でも、その“物足りなさ”の正体は、「不安や不安定さに慣れてしまっていた心のクセ」かもしれません。

安心できる恋愛は、感情が大きく揺さぶられない分、心が安定し、自分らしさを取り戻せます。
大人になった今だからこそ、安らぎや尊重を基盤にした関係を築ける相手を選ぶことが、将来の幸せにつながっていきます。

自分を大切してくれる人を選ぶ

あなたのことを大切にしてくれる男性を選びましょう。
具体的には、

・記念日や予定を覚えてくれている
・価値観が違くても理解しようとしてくれる
・約束を守る
’・面と向かって話し合いができる
・口だけじゃく行動で気持ちを表してくれる

相手の言動だけでなく、あなたがどう感じるかを大切にしてみてください!

少しでもモヤモヤを感じるのであれば、相手にきちんと伝えること。もし、その質問に対し否定されたり、話を聞いてくれないようであれば、その人はあなたを大切にしてくれる男ではありません。

日々を自由に楽しむ

恋愛がすべてではなく、自分の人生の一部としてバランスを取れるようになること。
人生は一度きり。
たまには、自分の好きなことしたり、気の合う友人とご飯したりとやりたいことしてみては?

楽しく感じる日々を過ごしていると、不思議と自然に、いいことがやってくるものですよ!

◆自分を知ることも重要

「素の自分でいられる恋愛」の前提には、“自分がどんな人間なのか”を知ることがとても大切です。

あなたが「何を」大切にしているのか知ることで、しあわせな恋愛を見つけることができます。

自分を知ることで気付いたことを伝えたいと思います。

自分はどんな時に楽しいか

恋愛において「素の自分でいられるか」は大切なキーワードですが、
そもそも「“素の自分”って何だろう?」と立ち止まったことはありますか?

誰かに合わせすぎてしまう人、つい期待に応えようと頑張ってしまう人ほど、
「本当の自分」がわからなくなっていることがあります。

だからこそ、しあわせな恋愛を求めるなら、まずは

「私はどういうときに安心するのか」
「何が嬉しくて、何が不安なのか」


まずは、自分の内面をひとつずつ見つめていく時間が必要です。

相手とどんな関係を築きたいか

自分が「何を」大切にしているかわかれば、相手とどんな関係を築きたいか考えてみましょう。

たとえば、
・感情をしっかり共有したいタイプなのか
・そっと見守ってくれる距離感が心地いいのか
・言葉より行動に愛を感じるタイプなのか

自分の価値観や感受性を理解していないと、恋愛で「違和感」が生まれても見過ごしてしまったり、
本当は合わない相手に「合わせる恋愛」を続けてしまうこともあります。

私は、自分の好きなことはしたい、白黒ハッキリしたいタイプなので「自分の好きを尊重してくれて話し合いができる人」が理想と気付きました。

不思議なことに自分の理想が明確になると、自然と「この人とは合わないかも」「この違和感は大事かも」と、相手を見る視点が変わっていきました。

自分の感覚に嘘をつかなくなったことで、無理のない出会いが増えた。

そして、ありのままの自分で向き合える相手に、ちゃんと出会えたと思います。

つまり、自分自身を理解することは、“誰かと共に幸せになる準備”でもあるのです。

恋愛は「自分らしく生きる力」を育てる場でもある

恋愛は、ただ相手に愛されることだけではなく、
「自分って、こんなふうに笑うんだ」
「こんなふうに泣くんだ」
そんなふうに、“自分を知っていく”過程でもあります。

だからこそ、自分と丁寧に向き合いながら、素の自分を受け入れてくれる人と出会えたとき、
恋愛は「誰かに尽くすもの」から「一緒に育てていくもの」に変わっていくのです。

つまり、恋愛はただ誰かと一緒にいることではなく、
「自分がどう生きたいのか」に気づくヒントをくれる存在なんです。

「私はどう生きたいか」を軸にしよう

恋愛は、「誰かに愛されること」じゃなくて、
「自分を大切にする選択をすること」でもある。

だから私は、これからも「自分の好き」「自分の違和感」に正直でいたいと思います。そうすれば、一緒に未来を話し合える関係を育てていけると思うからです。

恋愛は、あなたを苦しめるものではなく、本来もっと心を満たしてくれるもの。

「私にはもっと大切にされる価値がある」。そう思える恋を、これから少しずつ選んでいきませんか?

あなたの恋愛が、あなた自身をもっと好きになれるヒントになりますように。

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